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  • 角田真住

【OneDiary 2】 ひよこさん(抜毛症) 素直になることを悪く思わないで

自分を好きになるエッセンス


まずは素直になることを悪く思わないこと。
やってみる・続けてみることが大事。
何を持っても素直な自分が一番輝いている。

抜毛症当事者の自助活動「とりこふ!」を運営するひよこさん。

その人らしく生きていくためには、今までの価値観・考え方を変えていく作業が必要だとお話ししてくださいました。

安心して自分の気持ちを吐き出し、整理して次のステップへ進める自助会「とりこふ!」はそんな場所として、抜毛症の方の拠り所となっています

いつも丁寧に自分の内面を見つめているひよこさん二、症状との向き合い方をお聞きしました。


発症と治療とその時の気持ち


抜毛を始めたのは中学1年(13歳)の時, はじめは眉毛から始まって、だんだん髪の毛を抜くようになりました。


ーー何かタイミングがあったんですか?

特に自分で思い当たるきっかけはないんですが、子どの頃から周りと馴染めない性格で(笑) 「なんでできないの?」「なんで先生のいうことを聞かないの?」って、

クラスからは少し浮いちゃってたんですよね。

今となってはそれかなーと思います。


中一の夏休み明けから学校に通えなくなって、

3年間は家と特別支援学校(当時の養護学校)に通いながら、中学時代を過ごしました。



ーーひよこさんのブログを読むと「抜毛症で不利益があったことはない」って書かれているんですが、ひよこさんにとって抜毛症のマイナスなところってなんですか?


自分に自信が持てなくなることですかね。 私、母親が脱毛症なんですね。

だから母親は私の髪をアレンジするのが大好きだったんですが、

私は抜毛症で自分で髪を抜いてしまっていて。

母が好きなヘアアレンジをさせてあげられなかったことが一番心の黒いところになってしまってました。

そう過ごすうちに「

髪のない自分には価値がないのではないか」

「母親を傷つけてしまう自分は価値がいない」

と思ってしまうのが、抜毛症になって一番辛かったことですね。


ーー今も感じる時がありますか? 母親との関係はぎくしゃくしている時もあったけれど、今は仲良くできているんです。 ブログを書いたり、人に話したりして徐々に自分の心を整理していったかもしれません。



周りの人との関係ー両親や友人との関係は?ー


ーー両親はどんな感じでしたか?

父は今でも全く触れてきません。知っているけど話題で触れてこないです。

髪を染めたり、新しいウィッグをつけていくと「いいじゃん」って言ってくれますが。


母親は抜毛しいるのを知ったときは「どうしてそんなことするの」って悲しい顔をしていました。


抜毛症って、理解が難しいものかもしれませんよね。

でも私もわからないのに、親にわかるわけないですよね(笑)

理解してほしいけど、自分でもわからないものを誰かに理解してほしいと思うのは矛盾していると思って、周りに求めなくなりました。


「私もわかんないんだ」って話したら、それから触れてこなくなりました。

母も脱毛症で辛い思いをしてきたし、母も触れられることが傷つくことだってわかっていたんでしょうね。



ーー抜毛症だと、ご両親から「やめなさい」って言われてそれが辛いってお話よく聞きますが。

思春期に発症する方が多いですよね。

ただでさえ、親との距離が取れない時期ですから。

学校生活も。

本当に辛いと思いますよね。



ーーひよこさんは学生時代はどうでしたか?


私は見えるところは抜かなかったんです。 眉毛・まつ毛はすべてないけど、ごまかせるじゃないですか。 髪は耳の上の側頭部手の平1個分くらいなくて、それがだんだんつながっていく感じ。

逆カッパみたいな(笑)。



ーーどんな髪型にしてたんですか?


髪型はボブで。 整髪料で固めて見えないように隠していたけど、「バレたらそのときはそのとき!」と思っていました。



ーー結構軽い気持ちですね(笑)じゃあお友達も理解があったんですか?


あまり突っ込んでこない友人が多くて。興味がないんですかね(笑) 私は友人に抜毛症をカミングアウトしたときは緊張していたので、

そのシチュエーションもよく覚えているんですが、

友人は全然覚えてなくて、「そうだったっけ?」とか(笑)

そんなことが結構ありますね。



ーーじゃあ本当に不利益というか、嫌な経験ってなかったんですね。

そうですね、陰口言われたりとかないですね。

ありがたいですね、恵まれていると思います。



ーー周りの方の反応で、そのあとの気持ちって変わりますよね。

心が重くなってしまうと、次に進めなくなってしまいますよね。



ーー当事者の方から、以前の辛い気持ちが出てくることがあるって聞きますが、ひよこさんはどうですか?


私は髪がないことで辛くなるっていうのはあまりないですけれど、 「髪がない自分はあまり価値がないんじゃないか」

っていう、自分の内面が不安定になることはあります。


ひよこさんのインタビュー、続きはOne Diary No3で。

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LINOLEA

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合同会社アルモニア 代表社員 角田真住

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